これから仕事を始める方、転職する方に向けてブラック企業の共通点11選を紹介します。
自身が働くであろう職場が劣悪な環境だったらと考えるでしょう。
私の経験談をもとにブラック企業の共通点を紹介します。
良ければ就職や転職の参考にしてください。
そもそもブラック企業とは?基準と定義について解説!
ブラック企業と聞いたときに、どんなことを思い浮かべますか?
人によって違うでしょう。
周りからはブラック企業と呼ばれていても、自身が勤めていてやりがいを感じたり、満足していたりすればブラック企業にはなりません。
つまり、ブラック企業には明確な基準や定義は無く、働く人自身が感じるかどうかです。
あえて定義を言うのであれば、労働基準法がひとつの比較対象にできます。
代表的な部分で言えば、労働時間・有給などの制度・賃金の内容でしょう。
ですが、なかには休みが無くても稼げればよいと考える方もいたり、賃金は安くてもいいから休みが欲しいと考える方もいたりと人によって求める労働条件が様々です。
働く人によって、仕事になにを求めるかが変わってしまうので、ハッキリとした定義をつけれません。
実は、私がそうでした。笑
私が経験したブラック企業を紹介しているので、ひとつの参考にしてください。
ブラック企業の共通点!
ブラック企業を経験した私が感じた共通点を紹介します
あくまで、私が経験した範囲なので全部の企業に通じるわけではありませんのでご注意を!
しかし、参考にはなると思いますので、これから転職を考えている方や新社会人になろうとしている方はぜひ見てください。
ブラック企業共通点その1:求人票と実際の労働が違う!
求人票は、仕事選びをするうえで必ず見る資料ですよね?
むしろ求人票で職場を選ぶと言っても過言では無いでしょう。
私が経験したブラック企業では求人票通りに労働条件ではありませんでした。
賃金・休み・福利厚生その全てが当てはまっておらず、すでに働いている先輩社員に聞くも「うちの会社はこんなもん」と言われ私も諦めていたのです。
しかし、よくよく考えればおかしなことですよね?
実際に求人票と労働条件が違うことは、違反行為です。
周りの先輩社員の意見や会社の雰囲気い流されずに、労働条件が求人票通りなのか確認してください。
もし違っていたらブラック企業の可能性があるかもしれません。
ブラック企業共通点その2:人の入れ替わりが激しい!
これもブラック企業の典型的な例です。
そもそも労働環境が整っていれば仕事をやめようなんて思いませんよね。
私が経験した会社では、少なくとも半年に1回は誰かしら辞めていました。
最短は半日で辞めた方も居たぐらいです。
辞めるかたのほとんどは中途採用の方で、意外と新卒で入っくる人の方が長続きしていました。
やはり、仕事を初めて経験する方は働く基準が知らなかったり、周りの会社がどんな環境か分からなかったりするからだと思います。
ちなみに私も新卒で就職し、ブラックだと思いもせずに働いていました。笑
人の入れ替わり、特に中途採用の方がすぐに辞めるような職場はブラックの可能性が高いです。
ブラック企業の共通点その3:精神論が強い!
仕事が終わらないのは真面目にやっていないから!売り上げが上がらないのは気持ちが足りないから!私が経験した会社は、こんな感じでした。笑
精神論で仕事がうまく回れば苦労しませんよね。
実際に気持ちがこもっていないこともあるかもしれませんが、具体的な策を打たず、人員も増やさず、気持ちだけで片付けられたらひとたまりもありません。
こんなことを言われ続けれると、精神的に病みます。
一生懸命に仕事をしているにも関わらず、なんだか罪悪感が止まりませんでした。
私自身で環境を変える力が無かったのもいけませんが、精神論で仕事を押し付けるのはどうなんでしょう?
大半の方は嫌ですよね。
精神論を振りかざす会社は危ないでしょう。
ブラック企業の共通点その4:全てが自己責任!
全てが自己責任!
これがどういうことかと言うと、失敗や怪我や事故で会社に迷惑をかけるのは許さないといった考えです。
私が経験した例をあげると、最初に働いた製造業では失敗すればそれを取り返すまで無償残業・休日出勤。
次に働いた営業職で経験したのは、営業車のホイールカバーが知らない間に取れており運転していた私の責任になり弁償したり、傷をつけても自身で修理したりとこのような経験をしました。
自分でやったことなので自分で解決しろという、会社の言い分も分からないこともありません。
しかし、このような会社で働きたいですか?笑
仕事をするうえでミスは必ず発生します。
同じミスを防ぐために、始末書や反省文ならまだいいでしょう。
ですが、金銭が絡む無償残業・休日出勤・車の弁償と修理など負担が大きいと思いませんか?
ミスで出た損失を全て自己責任にするような会社はブラック企業候補です。
ブラック企業の共通点その5:就業規則の説明が無い!
通常の企業であれば、働き出したときにまず労働条件の説明があります。
当たり前のことだと思うかもしれませんが、私が経験したブラック企業では説明がありませんでした。
先輩社員に聞いたり、実際に給料明細がこないと分からことがあったりという経験をしています。
労働基準法では、働く社員に就労規則の説明は義務付けられていますが、私が経験した会社では聞いたこともありません。笑
やはり、隠したいことがあったのでしょう。
給料体制・就業時間・福利厚生が分からないまま仕事したくありませんよね。
実際に私が経験したのは、求人票と全く違う労働条件でした。
きちんと就労規則の説明があるのかどうかも、ブラック企業と判断する材料です。
ブラック企業の共通点その6:入社したときから即戦力扱い!
題名通りです。笑
右も左も分からないのに、仕事できて当たり前という扱いをされました。
私も社会人経験が浅かったので、「仕事できない自分が悪い!」と思っていましたがよくよく考えると、新入社員が仕事できないのは当たり前だと思いませんか?
新入社員時代はよく怒られたのを覚えています。
過去にも似たような仕事をしたことがあり、それを活かせるような環境であれば別ですが、新人育成マニュアルや教育担当者が居ない職場は働きずらいです。
新入社員のときは、仕事ができないと言うのは自覚していて一生懸命に働くと思います。
そこに追い討ちをかけるような、即戦力扱い。
キツイですよね。
いきなり即戦力扱いでプレッシャーをかけてくるような会社には注意してください。
ブラック企業の共通点その7:即採用と即出勤!
転職を考えている方には、即採用してくれるのは嬉しいですよね。
私が経験した会社は、面接がまだ途中にも関わらず明日から来てと言われたことがあります。笑
しかし、これには大きな落とし穴があります。
即採用になる意味をよく考えましょう。
ブラック企業は、常に人手不足ですぐにでも人材が欲しいです。
人気のある会社で面接を希望する人が多ければ即採用なんてできないでしょう。
ブラック企業だからこそ即採用ができるのです。
ちなみに、自分にスキルや経験など特別である場合は即採用になることもあるでしょうから、全員に共通しているわけではありませんので、そこはご注意ください。
ブラック企業の共通点その8:会社の行事を欠席すると悪者扱い!
全ての会社に共通することではありませんが、会社で働きだすと飲み会や社員旅行などの行事があります。
この行事を欠席すると悪者扱いされてました。
要は、せっかく会社が計画して費用も出して他の社員と仲良くなるチャンスなのに休む理由が分からないといった言い分なのです。
欠席すると会社の奉仕を無視し、コミュニケーションを取らなくていいと思っているとよく分からない捉え方をされてました。
私は、行事ごとは嫌いな方では無かったので負担にはなりませんでしたが、参加したく無い方もいるでしょう。
営業会社に勤めていた時代では、行事の方が通常業務より大事とも言われたこともありました。笑
会社の飲み会などの行事を強要してくるところは気をつけましょう。
ブラック企業の共通点その9:社員同士の悪口の内容や愚痴の数が異常!
働いているので、愚痴や悪口は出てくるのは当たり前だと思っています。
性格が合わない方や会社に対しての不満は少なからずあるでしょう。
しかし、私が経験したブラック企業はその数と内容が異常でした。笑
毎日のように愚痴を言ったり、社員同士の派閥のようなものがあり悪口の応酬。
それなのに、解決せようともせず現状の環境に諦めている方が大半でした。
そこで、私が感じたことが労働条件が劣悪だと、愚痴の数も増え従業員の余裕が無くなり人のせいにしたり、悪口を言ったりしてしまうということです。
仕事に一生懸命に頑張ろうと思っていても、このような愚痴や悪口が多すぎるとモチベーションの維持が難しく働きにくい環境になってしまいます。
自己管理の部分もありますが、このようなことに力を取られたくありませんよね。
愚痴や悪口ばかりが出ている職場は、ブラック企業になる可能性を秘めています。
ブラック企業の共通点その10:とにかく休みにくい!
仕事を休むのって罪悪感を感じてしまう方もいるのでは無いでしょうか?
私も罪悪感を感じてしまいます。
しかし、よく考えてみてください。
体調不良・冠婚葬祭・子供行事など、休まなければどうにもできないことはあるでしょう。
しかも、社員にとって有給は当然の権利で労働基準法でも有給は義務付けられています。
ですので罪悪感を感じる必要は全くないということです。
ですが、私が経験したブラック企業では休みを申請すると悪者扱い。
休んだときの穴は誰に埋めてもらうのか、休んで売り上げはあげれるのかなど問い詰められます。
その結果、罪悪感が湧いてきてとにかく休みにくい環境が出来上がってしまうのです。
有給を申請して追い込みをかけてくるような企業は、ブラック企業と言ってよいでしょう。
ブラック企業の共通点その11:面接内容がスッカスカ!
競争率が高い大手企業は、何回も面接を行い人選を行うでしょう。
ですが私が経験したブラック企業の場合、面接の内容がスッカスカです。
最初に高卒で就職した製造業は面接を受ける前にすでに受かることが決まっていました。
面接は確認みたいな感じだったのを覚えています。
次に就職した営業職は、「やる気ある?」や「いくら稼ぎたい?」といった質問しかなかったことを覚えています。
面接は人選を行うための大事なことですよね。
このようなスッカスカな面接で良いのでしょうか。笑
私が経験したブラック企業の考えとして、「人手不足だしとりあえず働かせてみて判断しよう」みたいな考えが強かったです。
すぐに働き出したい方にとっては、面接が簡単なのは良いことと思ってしまうかもしれませんが、それにはこのような考えがあります。
面接が簡単すぎるのも、何か裏があると思った方が良いかもしれませんね。
さいごに|ブラック企業の共通点を理解して活かしてください。
私が経験したブラック企業の共通点11選を紹介しました。
あくまで、私の体験談なので全ての会社に共通しているわけではないので注意してくださいね。
仕事は生活するために必要なことで、人生の大半の時間を費やします。
だからこそ、職場選びは豊かな人生を送るためにも大事な部分です。
私もブラック企業に勤めていた時代は余裕もなく、家族に時間も取れずに幸せとは言えませんでした。
ブラック企業を辞めて、転職したことにより前の私よりも確実に幸せに近づいたと自信をもって言えます。
今勤めている会社も完全なホワイト企業とは言えませんが….笑
これから就職や転職を考えている方は、このブラック企業共通点を参考に職場選びに活かしていただければ幸いです。
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