子供を授かることはとても喜ばしいことですよね。
ただ、それと同時に不安や心配が出てくると思います。
特に双子や3つ子の多胎児であれば、より感じることでしょう。
私もそうでした。
特に3つ子が発覚したときは、いろいろな感情が溢れ出てしまったのものです。
そんな私が3つ子が発覚したときの心構えを紹介します。
子供が産まれてくる方や妊娠している方にも見て欲しいですが、特に見てほしいのがこれから父親になる方。
共感したり、参考にしたりして下されば幸いです。
長女の妊娠が分かったときの心境
私は、4姉妹の父親です。
長女1人と妹に3つ子ちゃん。
長女のときは、妊娠が発覚し初めて子育てするのに不安がありましたが喜びの方が大きかったのを覚えています。
奥さんが貧血にはなりましたが、その他は特に大きな問題もなく産まれてくれました。
出産にも立ち合い、産まれたときには喜びと安心感で涙したのも覚えています。
私の方が緊張していて、左右違う靴を履いたまま家を飛び出し出産に立ち会ったのは、今となっては良い笑い話です。
今思い返すと3つ子が発覚したときほど不安や心配は少なかったですが、初めての子供が産まれてくるので、やはり子育てに対しての不安や緊張はありました。
3つ子の妊娠が分かったときの心境!
ハッキリ言うと、不安と心配で押しつぶされそうでした。
最初に、産婦人科に行ったときは妊娠しているということが分かっただけで、このときはまさか3つ子になるとは思ってもいませんでした。
2回目の診断で、双子かもしれないと診断していただき、そのときは夫婦ともに「双子か!嬉しい!」と素直に喜んだのを覚えています。
心配や不安ももちろんありましたが、そういったことを口に出すことはなく、双子は周りでも見かけるのでいろんな想像を膨らませていました。
次の3回目に行った産婦人科のことは一生忘れることはないでしょう。
いつも担当してくれる先生に途中経過を見てもらっていたのですが、途中で手がとまり院長先生を呼んでこられました。
すると院長先生が「3つ子ですね!」このひと言。
非常に珍しいということを力説して下さり、院長先生が1番テンションが高かったです。笑
このときの私は血の気も引き、その時点で不安や心配で押しつぶされそうになっていました。
「子供は無事に産まれるのだろうか」・「奥さんへの負担は大丈夫なのだろうか」と考えてもしょうがないことばかり想像してしまっていたのです。
「産むよ」奥さんの一言
産婦人科での診察が終わり、帰りの車の中でした。
私の頭の中では、育てれる自信もないとか多胎児のリスクとかもう色んな思いがあふれていて迷いが生じていました。
こんな思いをどうすることもできないまま奥さんに
「どうする?」
こんな最低な質問を投げかけてしまいました…..
すると奥さんは、笑顔で
「産むよ」
この一言だけ。
奥さんの方が絶対不安なのにそんな素振りを見せもせず、私に言ってくれました。
このときになんて最低な質問をしてしまったのだろうという後悔と力強い奥さんの言葉に救われて産むことを決心しました。
3つ子を迎え入れる準備
私は奥さん言葉もあって3つ子を迎え入れる決心がつきました。
本来なら私が奥さんを支えなければならないのですが…
まず、私がやったことは育てれる環境を作らなければと思いました。
その中で、私がやったことが
- 奥さんの両親へ挨拶
- 引越し
- 転職
この3つです。
必ずしもこれから子供が産まれてくる方がしなければならないという訳ではありませんので参考までに。
迎え入れる準備!奥さんの両親へ挨拶
最初に感じたことが夫婦2人では、どうしても面倒が見れない部分が出てくると思いました。
情けないことに私1人での稼ぎでは、家族を養うことはできず奥さんもずっと正社員で働いてくれてます。
共働きということもあるし、3つ子の育児という経験も想像もつかないことが待ち構えているので援助は必要と思い、奥さんのご両親へこのことを伝えにいきました。
幸いにも奥さんのご両親はこのことを受け止めてくれて、快く育児の手伝いをしてくれることを快諾してもらえたのです。
私の両親にも同じように育児の手伝いをお願いしようと思いましたが、奥さんの立場からすると義父母よりも、やはり自身の両親の方がいろいろと頼みやすいと思います。
なので、私は3つ子を迎え入れる準備として1番最初にしたことが奥さんのご両親へ育児の援助をしてもらうご挨拶をしました。
住んでいるところが違ったり、家庭環境が違ったりするので皆さんが出来ることではないかも知れませんが、出来るのであれば私はやった方がいいと考えています。
ここで父親となる方にやってほしくないのは、変なプライドで向こうの両親の世話になるのは嫌だとか自身の感情を混ぜて拒むことは、やめて下さい。
奥さんの意見を尊重し、どうするのが1番良いかしっかりと話し合って決めることが大事です。
そこに、ご両親の意見も取り入れながら方向性を決めることをおすすめします。
迎えれ入れる準備!引越し
長女と私達夫婦は2LDKのアパートの2階に住んでいました。
この家では、3つ子を入れる家族6人では狭すぎると感じ引越しを決めました。
ちなみに、駐車場2台付きで家賃¥45,000
佐賀県は、家賃とか土地とか安いんです。笑
前項で紹介した通り、ご両親も援助をしてくれることになったので近くに引っ越すことを決め、タイミングよく近くの賃貸に空きが出てすぐに入居することになりました。
一軒家で間取りが4LDK、奥さんの実家まで徒歩1分もかかりません。
車も3台ぐらい停めれる物件で、家賃¥70,000
ねっ?佐賀県は物件安いでしょ?笑
結果からいうと引越して大正解でした。
子供達を見るのにも、十分すぎる広さで狭いと感じたことはなかったですし、実家ともかなり近い距離でとても育児しやすかったです。
これから双子や3つ子が産まれてくる方は、家もある程度の広さがあった方が育児しやすいと思います。
ベビーベット置いたり、ご飯を食べさせたりするのでかなりのスペースを取られます。
もし、育児のために引越しを考えている方は家の広さを考えて物件を選ぶことをおすすめします。
迎え入れる準備!転職
この当時、私が働いている職場はいわゆるブラック企業。
新規開拓の営業をしていて拘束時間が長く、子供に関わる時間が全くありませんでした。
別の記事で、私のブラック企業経験談を紹介してるのでよかったら見て下さい。
こんな状態では、育児はおろか家族の関係も悪くなる一方だと考えた私は転職を決意しました。
奥さんが3つ子を妊娠中で、かなり不安だったかも知れませんが今では「転職して良かった」と言ってくれています。
転職するときに考えたのが、労働時間と休日を1番大事にしました。
これから、育児をするにあたり子供との時間が欲しかったからです。
給料も大事ですが生活費は最低限あればなんとかなると思っていて、それより子供や家族の関係が悪くなれば元も子もありません。
これに当てはまる方のほうが少ないと思うので、参考までに聞いて下さい。
私が経験した限り、家族が上手くいってなければ仕事も上手くいっていませんでした。
余裕がなく家族にあたってしまったり、仕事では家族のことが気になり集中できなかったりしていたので良い思い出がありません。
もし、私と同じような境遇で悩んでいる方は職場を探し、仕事と家族を両立できそうなところへ転職することをおすすめします。
子育てには、育てやすい環境も大事
今回は、3つ子を迎え入れる準備として行ってきたことを紹介しました。
子育てをするためには、子供が生活しやすい環境も大事ですが、親が育てやすい環境作りも大事だと思っています。
子育てしにくい環境であれば、結果的に親の余裕がなくなり子供にも良くない影響が出やすいのではないかという考えです。
子育てしやすければ、余裕ができて良い子育てにも繋がるのではないでしょうか。
これは私が経験した環境なので、一緒ではない方が多いと思います。
良い子育て、良くない子育てにもさまざまな考えがあるので、それはダメとは言えません。
しかし、私の経験が少しでも皆さんの参考にしてもらえる部分があれば幸いです。
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